「ガンプラって面白そう、作ってみよう! どんなのがあるんだ・・・うわっ、たくさん種類がある・・・どれがいいんだろう・・・?」
と感じた初心者さんのあなたに。きっと初心者のあなたにふさわしいキットの見極め方を紹介します。
それは、
・「グレード」を見る!
・「発売時期」を見る!
の2つです!1つずつ詳しく紹介していきます。
「グレード」は「HG」を選ぼう!
ガンプラには「グレード」という区分けが存在します。
大きく分けて「HG」「MG」「PG」「RG」「FG」といったグレードがあり、
その中で選んで欲しいのが「HG」です。
↑「グレード」は箱に大きな表記があります
「HG」を推す5つの理由
①所要時間が少なめ
「HG」は大体3時間もあれば完成できるので、「仕事や学校から帰ってきてちまちま作っていくのを数日」という形でも苦になりません。
(製作時間はFG<HG<MG≦RG<<PGと言った感じです)
②色分け
FG以外のガンプラ全般で言えることなのですが、パーツの時点でおおまかに色分けがされているので、塗装しなくてもある程度は遜色ない出来になり、飾っても楽しめます。
(PGやMG、RGはより細かく色分けされています。)
③手頃な価格
値段も定価で1000円から高くても3000円程度(HG デンドロビウムなど一部を除く)で、気軽に手を出しやすいですね。
(店頭やネット通販を見に行くと大体2~3割引されていることが多いため、実際はもっと安く買えちゃいます。)
④豊富な種類
他のグレードとくらべて機体の種類も豊富なため、好みの機体が見つかりやすかったり、ライバル機体との対決シーンで飾ってみたりしやすいというのも魅力です。
⑤完成品サイズ
完成品の大きさは1/144で、初代ガンダムなら約13cm。
言ってみれば最近のスマホくらいの大きさ…意外と小さいのでちょっとした場所に飾れます。(笑)。
と、「HG」を推していきましたが、「HG」のなかでも注意して欲しいところがあります。それが「発売時期」です。
最近発売されたキットを選ぼう!
「ガンプラ」に限らずプラモデルはパーツを作るための金型をまず造り、それをずーっと使ってプラモデル商品を生産しています。
発売時期が古くなると金型、いわばパーツ、キットの設計時期も古くなり、作りも最近のものと比べると可動範囲が狭かったり、色分けが弱かったり、パーツとパーツの隙間(合わせ目といいます)が目立ったりするものが増えてきます。
比べて最近のキットは設計の技術が向上し、
・可動範囲
・パーツの色分け
・合わせ目が目立ちにくい構成
・プロポーションの良さ
・モールドを始めとしたディテールの細かさ
といったところで優れており、素組みしただけでかっこよく仕上がるものが増えています。
個人的な意見ですが、「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」のキットが発売されていた2008年以降のキットであれば初心者さんが満足できる、素組みでもカッコイイものが多いと考えています。
結論:最近発売されたHGから好きな機体を選ぼう!
ただ、古いキットがすべて悪いと言っているのではありません。
どうしても好きな機体が昔のキットにしかない、なんてこともあるでしょう。そんなときは気後れせずに作ってみちゃいましょう!
もし古いキットに足りないものを考えてそれを修正していきたい、と思えれば立派なモデラーさんです。
初心者さんのキット選びにこの記事が参考になったなら幸いです!